「自立」とは何か?🏠✨〜自立のための援助の視点〜
- ブログ管理人

- 1月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは😊訪問看護リハビリテーション麻生です🌿
季節は秋を駆け抜け、冬へ向かっている今日この頃❄️体調管理に気をつけながら、
寒さに負けず元気に過ごしていきたいですね💪✨
今回は「自立のための援助の視点」というテーマでお話しします📝
高齢社会は「障害が普遍化する社会」👵👴
高齢社会は、言い換えると「障害が普遍化する社会」とも言えます。
つまり、介護を必要とする方だけでなく、支える側(介護者)も何かしらの障害や困難を抱えているケースが少なくありません。
だからこそ私たちは、看護の方向性を考えるときに一方通行のケアにならないように意識する必要があります🌈
ご本人だけでなく、介護者の状況も含めて、その方に合った「暮らし方」を選択できるよう支援していくことが大切です🤝✨
事例:Sさん(70代女性)のケース📌
ここで、実際の支援の中で考えさせられた事例をご紹介します😊
Sさんは70代の女性で、要介護4。身体障害1級、神経難病があり、
車椅子で生活されています🧑🦽
息子さんと2人暮らしですが、息子さんも同じく神経難病を抱えており、十分に就労することができない状況です。
つまりこのご家庭では、介護する人もまた障害を抱えているという状態でした。
そのため、Sさんが自宅で療養生活を続けるためには「支えられるだけ」ではなく、
できる限り自分で生活を成り立たせる工夫=自立が必要になってきます🏠✨
「施設に入るべき」なのか?揺れる気持ち💭
Sさんは発症して8年が経ち、病状は進行していました。
支援者の多くが「もう施設入所のレベルではないか」と感じるほど、
ギリギリの段階にあります。
疾患の特性上、転倒も頻繁に起こり⚠️リハビリでの環境整備も思うように進まず、
どうすれば安全に生活できるのか…課題が山積みでした💦
そんな中でSさんは、
「自宅での生活が大変だから施設に入りたい…」😢
「でも、夫が残してくれた家に少しでも長く住んでいたい」🏠
「自分が施設に入ったら、障害を持つ息子が心配…」👦
という、相反する気持ちを抱えておられました。
看護における「自立」とはADLだけではない🌱
ここで改めて考えたいのが、看護における「自立」の意味です。
📖 「看護における自立はADLの自立ではなく、その人の意思に関わる自立である」
この言葉の通り、自立とは「歩ける」「食事ができる」といった身体機能だけの話ではありません。
日常生活が困難になれば「施設に入りたい」と思うのは当然のことですし、支援者側もつい施設入所を提案しがちです。
けれどSさんは「母として」「妻として」生きてこられました。
その人生の背景や想いを見抜く視点を持ち、その視点をケアに反映していくことが、
私たちに求められているのだと感じています🌈✨
今、私たちが取り組んでいること🛁🧩
現在、Sさんが少しでも安全に、そして納得できる生活を続けられるように、
🛁 入浴方法の工夫
🏠 住環境の細かな調整
🧩 日常生活の安全確保
などを、細部にわたって検討しながら支援を続けています😊
最後に:決断の日まで、全力で支える💪✨
施設入所をするかどうか。それを決めるのは、支援者ではなくSさんご本人です。
Sさんが「施設に入所する」と決断されるその日まで、
私たちは全力で看護を続けていきます🔥✨
📚引用文献
川嶋みどり著『私的高齢者ケア論』医学書院、2025





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